和洋九段女子中学校高等学校

Stories Vol.48

更新情報

2022/11/15 更新しました。

Vol.48 高1 Kさん

-インタビューを通して和洋生の成長をお伝えするStories。48回目となる今回は、高1のKさんからお話をうかがっていきたいと思います。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

-では、インタビューに入っていきましょう。Kさんは小さい頃どんな子でしたか?

みんなで何かをするのが好きでした。長めの休み時間になると校庭に行って鬼ごっこをしたりドッヂボールをしたりしていました。クラスのみんなでやっていたんですけど、一度鬼ごっこで休み時間が終わるまで捕まらずに終わった時があって、嬉しかったです。

-活発に過ごしていたんですね。

でも、幼稚園の頃は周りを見るタイプだったみたいです。自分から動くということはなくて、皆が遊んでいるのをちょっと離れたところから見ていて、人間観察をしていました(笑)。私は3月生まれなので他の子との成長差もあって、その頃は幼かったのかなと思います。
幼なじみより動きが遅かったですし、自分がやりたくないことをみんながやる時は「私帰るね」と言って、母と一緒に帰ってきていました。

-確かに4月生まれとはほぼ1年の差があるんですもんね。
-どんなものが苦手だったというのはありますか?

用意スタートで一気に始まって順位がつくものが苦手でした。一周走って誰が一番かとか、タイムを計って誰が一番かとか…。

-そうだったんですね。活発になったのは小学生になってからですか?

そうですね。小学生になってからよく体を動かすようになったし積極的になったと思います。幼稚園の時は少人数で過ごすことが多かったですけど、小学生になるとクラスの人数が多くなって色々な人と接する機会も増えていきました。仲がいい子に活発な子が多くて、その影響で体を動かし始めて、兄には走るコツを教えてもらってだんだんできるようになっていきました。

-体を動かすこと自体は嫌いではないんですね。

3歳の時からクラッシックバレエを習っていて、体を動かすのは好きです。先生もすごく優しくて、コンクールのためにビシビシやる!というのではないので、細く長く続けられていて、今でも週に1回くらいのペースで楽しく習っています。

-ずっと続けられているんですね。すばらしいです。
-他にも習いごとには通っていたんですか?

色々習いましたけど、好きで今でも続いているのがバレエとピアノです。

-ピアノも習っているんですね。

私は小1からピアノを習い始めたんですけど、ピアノ界では遅い方だったんです。小3くらいの時に「これを弾きたい」という曲ができて、実力的に弾けるようになったのが小6でした。シューマンの『飛翔』という曲です。私は暗くて激しい曲がかっこよくて好きです。

-やりたい曲を弾けるというのがいいですね。うらやましいです。発表会などもあるんですか?

はい。小学校の時には大体年齢順に弾いていくんですけど、第一部の最後に弾ける機会があって、その時はちょっと言い順番で弾けるな、ということで嬉しかったです。一番最後に弾くのは大トリなので、第一部の最後に弾く人は「ことりちゃん」と呼ばれていました。

-Kさんもことりちゃんを務めたんですね。
-今、Kさんは管弦楽部ですよね。他の楽器もやっていたんですか?

私は目立ちたがり屋なところもあって、小学校のクラブではトランペットを吹いていました。金管楽器は音が大きいし、響きやすいので目立ちます。トランペットをしている人は大体目立ちたがり屋なのでは?と思っています(笑)。管弦楽部に入る時は色々な楽器を吹いてみて、オーボエも音が出てできそうだったんですけど、小学生でトランペットだったから、中学でもトランペットを吹くことになりました。トランペットはメロディラインがほとんどなので、吹いていて楽しいです。

-そうなんですね。性格的に目立ちたがり屋になったのは何かきっかけがあったのでしょうか。

小4や小5の頃のピアノの発表会でファイナリストになったり賞をもらえたりして自信がついたのが大きかったと思います。すごく緊張する中で演奏して、演奏者1人に対して3~4人の大人の審査員が点数をつけて、○年生の時には0.1点足りなくてファイナルに選ばれなかったこともありました。でも、そういうことを経験しながらピアノが得意だと思えるようになって自信がついていきました。かけっこは自信ないし、バレエもセンスないな、と自分では思いますけど、色々な人からほめてもらえたり、自分よりすごい子への憧れを抱いたりしながら、今は他のものも含めて楽しめるようになっています。

-自分の好きなことを突き詰めて、ほめてもらえて自信に繋がるというのは理想的ですね。
-では次に、中学受験のことを聞いていきたいと思います。Kさんが中学受験をすることになったのはどういう経緯があったのでしょうか。

私は地元に公立中学に行くつもりだったんですけど、小6の9月くらいに「私立に行ってね」と親から言われて、塾にも行ってないし今さらそんなこと言われても…という感じで、あまり乗り気ではなかったように感じます。
ただ、和洋九段は母の母校でもあったし、いとこが通っていたということもあって文化祭にも来たことがありました。和洋九段に合格できれば私立に、もしダメだったら公立中学に、というふうに決めて、A軸問題集をひたすらやって基礎力を上げることを目標に頑張りました。グローバルにするか本科にするかも悩んでいたんですけど、英会話教室に通っていたこともあったので、英語にも触れているし、グローバルクラスがいいかなと思って選びました。

-晴れて合格して通い始めたわけですが、いかがでしたか?

女子校の印象が変わりました。なんとなくのイメージだとグループで分かれちゃって、他の子とはあまりしゃべらないのかな、とかいじめがあるのかなとか怖い印象だったんですけど、3年間グローバルクラスで皆仲良しでした。もちろん仲のよい子同士で分かれることもありますけど、それは普通のことで、違うグループのことも話すし、人間関係で困ったことはなかったです。

-仲のよい子もいるし、他の子とも分け隔てなく話せるというのがいいですね。
-他には私立に通ってみての印象はありますか?

色々な地域から集まっているからか、それぞれ考え方も違って小学校の時にはいなかったタイプの子が集まっているなと思います。気が合う子もいればしっかり頑張れる子もいるし、ちょっと何考えているかわからない子もいたりして、色々です!

-色々なタイプの子が集まって一緒に過ごすのが大切ですよね。
-中学校の頃の思い出は何かありますか?

中1の時、合唱コンクールで伴奏をしたことが思い出です。自分たちの出番が終わって、休憩時間になって講堂の前に人がたくさんいる時、2つ上の先輩に名前を呼ばれて「Kちゃんだよね。ピアノ上手だったね!」と言われました。

-それほどKさんの演奏が印象に残ったということでしょうね。知らない先輩に声をかけられたんですか?

そうです。プログラムにはクラスごとに歌う曲名や指揮者、伴奏者が書いていたので名前を覚えていてくださったのだと思います。他の人にもたくさんほめてもらえて嬉しかったです。合唱の伴奏は指揮に合わせるのがとても大事なので、家で練習する時も、指揮者がいるはずの方向を向いて「絶対失敗したくない!」という思いで練習を重ねました。本番では失敗しちゃったんですけど(笑)。課題曲は校歌なので皆が知っている曲なのに「そこで音外す?」というところで失敗しちゃって…。でも失敗よりもほめてもらえた喜びの方が勝っていたので、いい思い出です。

-そうなんですね。その後はコロナの影響で中止になってしまいましたね。

中3の時は課題曲も自由曲も両方自分が弾くことになって冬休みにかなり練習しました。でも感染者が増えてしまって中止になってしまって、楽しみにだったので「あ~あ」と思ってしまいました。

-練習したのに中止になってしまって残念でしたね…。
-高校に入ってからの生活はいかがですか?

中学より楽しいです。教科のおもしろさもわかってきて、得意な科目が伸びると楽しいです。高校には中学にはない何かがあるように感じています。自分の好きなこととかできることの範囲が広がって、勉強するようになるとそれに比例して伸びていって、やればできるようになるんだな、という実感が1学期の期末くらいから得られるようになりました。で、今回2学期の中間考査で苦手な教科も少しずつ頑張れるようになってきました。

-徐々に変化できているんですね。すばらしいと思います。
-具体的な取り組み方はどのように変化したのでしょう。

しっかりと内容を理解しようと心がけています。例えば歴史総合では時系列に起こったことを単純に覚えるのではなくて、流れでポイントをつかむことを目標にしました。しっかり教科書を読み込んで、写真やグラフも確認しながら勉強していました。高校では成績をしっかり取っておかないと後々困るというのもあるので、教科ごとに目標を立てて頑張っています。

-今年度から学級委員も務めていますよね。

そうなんです。私は真面目でもいい子でもないのになんでかな?と思っています。今まで一度も学級委員になったこともなかったので…。でも楽しんでやっています!

-具体的にどんなことを楽しんでいますか?

例えば学年で行う行事も、今までは単に参加するだけだったですけど企画や運営に携わるようになって、何をやるか、時間配分、ルールなど自分たちで決めたものが実行されていくのが「なんかいいな」と思います。最近では学年レクを体育館でやって、とても盛り上がりました。見ていると二人三脚のリレー1つでも確実に歩いて進む人、一生懸命合わせようとする人、など個性が出るなと思いました。今回はルール設定で甘さがあったので、次回行う時はそのあたりを修正していきたいです。

-学級委員としては他にどのようなことをしていますか?

文化祭の学習発表展で責任者をしました。高1に入ってから数ヶ月の間に授業で行ってきたことを中心にした作品展示で、美術や書道、理数探究基礎、あとは5月に行った飯綱・芋井の食材を元にした商品開発コンテストも行いました。

-お世話になった方々も見学に来てくださいましたね。
-理数探究基礎はどんなものを展示したんですか?

生活の中での不便なものを工作することで便利にしようというものでした。

-STEAM系の内容ですね。Kさんはどのようなことをしたんですか?

箱ティッシュはそのまま使うと大きすぎることが多かったので、それを一度取り出して小分けにしました。

-どれくらいに分けたんですか?

2つに分けたんですけど6:4にしました。大きさを変えることで用途が分けられて使い勝手がよくなりました。

-なるほど。均等にしないところに工夫が見られますね。理数探究基礎の授業はどんなことが行われるんですか?

数学や化学、物理の先生方がそれぞれ専門のものをテーマにして授業を行ってくれます。まずは知識をインプットして、その後にPBLを行う形式です。

-どんな授業が一番印象に残っていますか?

やっぱり文化祭で発表した、自分の生活を快適にするための方法を考えたことを実践したのが楽しかったです。

-文化祭では他の学年の皆さんも含めて色々な発表を見ましたが、本当に工夫ししているな、と感じました。そのアイデアの中から、社会に還元されるものが出てくるといいですね。
-では最後に、下級生と受験生に向けてメッセージをお願いします!

自分の好きなことを伸ばすのがいいよ、と伝えたいです。それをきっかけにして自分の将来が広がっていきます。私は一時期音大を目指していましたが、得意なものを作って自分に自信がつくことで、選択肢が増えると思います。

-とっても説得力のあるアドバイスですね。

在校生とほとんど同じです。小学校から続けてられている習い事は私にとって息抜きになるし、モチベーションアップにも繋がるし、自分の自信にも繋がっていきます。色々なことにチャレンジしてみて、嫌いなものは無理せずやめても良いと思います。好きなものをどんどん伸ばしていってほしいです。

-まさにKさんが成長してきた過程をお勧めしてくれているのが素敵だと思います。これからも自分の「好き」を大切に過ごしてください。ありがとうございました!

【X先生からKさんについてのコメント】

社交的で人当たりが良く、誰に対しても穏やかに優しく接するので、人望が厚く皆から好かれています。気配りもでき、周りをよく見て上手に声掛けをしてくれるので、様々なことがスムーズに回っています。外部の方との打ち合わせでも率先してリードし話を進めていました。
学習面でもコツコツ努力しており、何事にも一生懸命取り組むため、着実に力をつけています。まだまだ伸びしろがたくさんあり、今後が楽しみです。

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