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Stories

Vol.93 高3 Rさん

和洋生それぞれの成長をお伝えするStories。第93回となる今回は、先日6年間の和洋生活を終えて卒業したRさんからお話を伺いました。

Q.小さい頃はどんな子でしたか?

私は小さい頃からダンスと英語が大好きでした。ダンスは習っていなかったのですが、当時好きだったアニメやアイドルのダンスをよく完コピして踊っていました。実は今でも覚えています。英語も昔から大好きで、英語教室に通わせてもらっていました。父が英語で会議をしていた際は、扉越しに父の英語を聞き取り、それをカタカナで書き取って「これあってるー?」などと見せに行ったりもしていました。父がアメリカと日本をよく行き来していたため、その影響で英語を好きになったのだと思います。
なので、小3の時に父のアメリカへの赴任が決まった時は、英語が流暢になれるチャンスだと大喜びしていました。けれど、実際に行くと聞こえる言葉が全てわからなくて、当初は毎日家で泣いていました。しかし自分の負けず嫌いの性格をいかして努力を積み重ね、1ヶ月で先生の話がわかるようになり、半年で新しい日本人の子に通訳できるくらいにまで成長しました。

Q.中学受験を目指したのはどういう経緯がありましたか?

中学はアメリカで地元の現地校に通うか、日本に帰るかという2つの選択肢がありました。日本の中学校に通うとなると、2年半のブランクによって学べなかった敬語の使い方など日本の常識的な知識が欠けていることが心配でした。悩んでいた時に和洋九段と出会い、手厚いサポートがあること、帰国子女も受け入れていることを知り、和洋九段に入りたいという気持ちが強くなったことがきっかけで、日本での受験を考え始めました。

Q.和洋九段が志望校に入ったのはどういう経緯がありましたか?

よく驚かれるのですが、和洋九段にはアメリカで出会いました。当時私は現地校の他に、日本語補習校にも通っていたのですが、そこで行われた保護者向けイベントに和洋九段が来ていました。そこで現地校での英語学習を活かした帰国生入試制度の説明があり、私に合っていると判断した両親が紹介してくれました。それから一時帰国のたびに説明会に参加しました。色々な学校を見学した中でも、断トツで先生や先輩の雰囲気が良く、中学受験のきっかけでもあったことから和洋九段を第1志望にしました。

Q.中学入学後に楽しかったことは何ですか?

初めての文化祭や体育祭も楽しかったのですが、オンライン授業から対面授業に切り替わった時の嬉しさや楽しさというのは今でも忘れられません。最初に友達と顔を合わせたのがZoom越しだったので、実際に会った時に感じるギャップ(身長など)というのが私たちにとってすごく面白かったです。
授業も同じでした。オンライン授業では、スライドに面白い手書きイラストを載せてくれた数学の先生や、授業に関連した雑談時間をくださる英語の先生がいらっしゃいました。その先生方の対面授業は、それがさらに楽しくて、発言も飛び交い、活気のある授業でした。先生方の工夫のおかげで授業が毎日楽しみで仕方がありませんでした。小6時は、日本帰国後すぐにコロナが流行してしまったため、和洋が私にとって久しぶりの日本の学校で緊張していました。しかし、温かく迎えてくれる友達や先生方のおかげで、楽しくあっという間の中学3年間を過ごすことができました。

Q.高校入学後に楽しかったことは何ですか?

高1になってクラスの人数が11人にまで減り、そのうち1人は新入生でした。ドキドキしていたのも束の間で、5月の研修旅行では既にクラス全員が打ち解けていました。A組の団結力や仲はどんどん深まり、高1の文化祭では「最も工夫されている団体」部門、高2では「装飾」部門で賞を取ることができました。高3ではクラスの出し物はなかったものの、私を含めクラスの半分がダンス部だったため、大変な時期にも関わらずA組全員が、見にきてくれました。ダンス部は「印象に残った団体」で表彰してもらうことができました。A組だけでなくクラスをまたいで仲良くしてくれた友達もいて、すごく心の支えとなりました。
2年間担任をしてくださった先生は中学でもお世話になっていた英語の先生で、勉強や学校生活など色々な相談に乗ってくださいました。高3の担任の先生も大学入試から入学後のサポートまで丁寧にしてくださいました。先生にも友達にも恵まれた和洋生活でした!

Q.入学後、自分が一番成長したと感じることはどんなところですか?

私はこの学校に入学して、様々な面で「グローバルな人間」へと成長できたと感じています。文化面では茶道や礼法の授業で日本文化の心を学び、一方でJICAプログラムやグローバル探究を通して、世界の多様な価値観に触れることができました。また、様々なバックグラウンドを持つ先生方から直接お話を聞けたことも、広い視野を持つきっかけになりました。
そして、一番成長を実感しているのは英語です。アメリカの小学校に通っていた頃は「感覚」で話していましたが、中高の授業で文法を学んだことで、英語の「理屈」が理解できるようになりました。正確な文章が作れるようになるたびに大きな達成感があり、英語には学術的に学ぶ楽しさもあるということを知ることができました。
和洋の「頑張った分だけ学業賞やプレゼン代表などのチャンスがもらえる環境」が、最後までモチベーションを高く持って挑戦し続けられた最大の理由だと思います。

Q.卒業後に取り組みたいことはどんなことですか?

卒業後はアメリカの大学に行って、将来的には、アメリカのグローバル企業で働きたいと思っています。大学は実際にアメリカの大学への進学が決まったので、夢へ一歩ずつ近づけているような気がします。グローバル企業に就きたいと考えはじめたきっかけは、総合探究の際に私がインタビューで訪問したGoogleの職場の雰囲気が自分に合っていると感じたことでした。アメリカで働きたいと決意したのはつい最近のことです。
高3の夏、アメリカの大学に対する自分の気持ちを確かめるため、約6年ぶりにアメリカに行きました。かつての友達や恩師の話を聞いたり、人々の様子などを見ていくうちに、アメリカにまた戻って、グローバルな人材として働きたいという気持ちが確信に変わりました。大学では国際ビジネスを専攻する予定なので、今までの日本で得た価値観も応用させながら、アメリカの視点も学び、日本とアメリカの架け橋のような存在になれるよう、精一杯頑張りたいと思います!

Q.6年間の和洋での生活を送り卒業を迎えるにあたって、和洋に入学した時の自分にどんな言葉をかけてあげたいですか?

「和洋に入って大正解だったよ!」と言ってあげたいです。ずっと和洋を一途に思い続けて、努力の結果入れて嬉しかった反面、初めての女子校に久しぶりの日本の学校、さらにオンライン授業で始まって、大きな不安や心配もありました。しかし、和洋の温かい雰囲気に6年間包まれ、手厚いサポートによって第1志望の大学に受かることもできて、心から和洋に入ってよかったと思えました。卒業しても来たいと思えるような学校です。

Q.在校生の後輩に向けたメッセージをお願いします。

和洋の先生方は面倒見の良い先生が本当に多いので、どんどん頼って最終的に自分の望んだ進路を実現してほしいと思います。実際、私は6年間塾に通わずに、先生方のサポートのみで第1志望に合格することができました。授業の質問をしにいくことも多かったのですが、日常的な悩みの相談などもしていました。どの先生方も親身に聞いてくださり、適切なアドバイスをしてくださいました。和洋の先生方は私にとってすごく心の支えになっていました。

Q.和洋九段を目指している受験生に向けたメッセージをお願いします。

私自身帰国生なので、特に帰国生の方には和洋をお勧めしたいです。海外と日本の文化の違いや、敬語の使い方などに不安があっても、和洋であれば先生方が優しく丁寧に教えてくださいます。また、友達も受け入れてくれる子ばかりです。私自身、この温かい環境に何度も救われました。和洋は生徒それぞれの個性を大事にしながら、最後まで全力で支えてくれます。受験校選びに悩んでいたら、ぜひ説明会などで和洋の雰囲気を味わってみてほしいです!

 

【X先生からRさんについてのコメント】

Rさんは、「努力は報われる」という信念を体現し続けてきた生徒です。困難な状況でも前向きに努力を重ね、その成果を自らの成長だけでなく周囲への力へとつなげてきました。多様な価値観を尊重しながら人と人を結び、自然と周囲を巻き込む明るさと行動力を発揮してきました。高い自己分析力としなやかな適応力を備え、6年間で心身ともに大きく成長しました。常に笑顔を忘れず、優しさを行動で示せることが彼女の何よりの魅力です。

Vol.92 中1 Mさん