和洋九段女子中学校高等学校

Stories Vol.19

更新情報

2021/10/20 更新しました。

Vol.19 高1 Mさん

-生徒の成長をインタビュー形式でお伝えするStories 第19回になります。今回は高1のMさんです。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

-さて、早速お話を聞いていきたいと思います。Mさんは小学校時代、どんな子でしたか?

目立つのは苦手で、いつも一歩引いた感じでした。班長ではなく副班長みたいな…。

-そうなんですね。副○○の思い出はありますか?

中高での文化祭みたいな発表会があったんですけど、縦割りで1年生から6年生まで3名位ずつ集まって班を作りました。班長は全体を仕切って話し合いを進めていくんですけど私は副班長だったので準備とかサポートとかそういう役割でした。自分自身目立つのはいやだけど、誰かを支えるというのは好きで、とても合っていたと思います。そういう部分は今もあまり変わっていません。

-そうなんですね。
-何か習い事はしていたんですか?

水泳を習っていました。年中から小6の途中まで習っていて、大会にも出ていて、バタフライが得意でした。

-かなり本格的にやっていたんですね。水泳部には入らなかったんですね。

中1の時にはちょっと違う部活に興味がわいてしまって、水泳部には入らなかったんです。でも水泳はずっと好きなので、体育の授業で水泳があった時は、ずっと泳いでました(笑)。

-水泳は好き嫌いがはっきりしますよね。今はコロナの影響で水泳の授業は行われていませんけど、早く復活するといいですね。
-水泳を習っていた時の思い出はありますか?

はい。私の習っていたクラスには小学生から高校生までいたんですけど、年齢に関係なく仲良くて楽しかったです。練習メニューが決まっていて、各自でこなしていく中でアドバイスをもらうという練習で、選手コースというクラスでした。

-本格的に習っていたんですね。
-そのような中で中学受験をしようと考えたのはどのような経緯があったんですか?

私が住んでいる地域はクラスで3名くらいしか中学受験をする人がいなくて、自分も公立中学に通うと思っていたんですけど、母が中学受験を経験していたということもあって、中学受験するといいよ、と言われて受験勉強を始めました。だから、はじめは正直言うといやいや勉強していたこともありました。今考えると受験して和洋に入って良かったな、と思います。

-それはなぜですか?

まずはじめにコロナ禍で高校受験をしなくてすんだというのがあります。あとは公立中学に通っている友だちから聞いた話なんですけど、クラス数が10クラス以上あって、1クラスも40人近くいるそうなんです。私は少人数の方が合っていると思うので、今の環境の方が学年で顔を知らない子もいないですし、クラス関係なく仲良くなれますし、先生との距離も近くてとても過ごしやすいです。

-自分が過ごしやすい環境に入るのが一番ですよね。
-受験勉強を進める中で和洋九段が選択肢に入ってきたのはなぜですか?

受験校を決める時、室内プールがあって家からあまり遠くない学校で私に合いそうな学校を父が選んできてくれました。その学校で授業の体験をしたり校舎見学をしたりして選んだ感じです。制服もかわいかったですし、テスト休みがあるのもいいな、と思いました。

-なるほど。参加したイベントで覚えているものはありますか?

講堂で行われた入試対策勉強会が記憶に残っています。私は食塩水の問題が苦手だったんですけど、その時の説明がとてもわかりやすくて、それがきっかけで食塩水の問題を克服することができました。実はその時に担当してくださったのが今の担任の先生なんです。

-お~、この話を聞いたら喜ぶでしょうね。
-来校した時の印象はどうでしたか?

校舎見学でもすごくきれいだな、と思いました。小学校と違って廊下にまで冷房が入ってびっくりでしたし、プールもビート板とかフィンとか飛び込み台とか…充実しているなという印象でした。

-さすが、目のつけどころが本格的ですね(笑)
-では、入学した後のことを聞いていきたいと思います。中1で印象に残っていることはありますか?

はい。ブリティッシュヒルズ、体育祭、文化祭と合唱コンクール。色々思い出があります。ブリティッシュヒルズは5月に行ったので、まだよくわからない中で手探りだった関係性がこの旅行を通じて仲が深まりました。自己紹介から始まって、色々なセッションを行ったんですけど、一番印象に残っているのは吹き抜けの階段の上から自分たちで作ったパラシュートを落として、付いている玉子が割れないように着地させるというアクティビティでした。自分たちが作ったものは玉子を割らずに着地させることができて、とても嬉しかったです。私はあまり英語が得意ではなかったですけど、みんなと一緒にやって乗り越えられたので、少しだけ英語が楽しいな、と思えるようになりました。

-皆で協力した成果が出て良かったですね。
-他の行事ではどんな思い出がありますか?

体育祭は今年、ダンスだけになってしまいましたけど、あの頃は競争もあって楽しかったな、と思います。文化祭ではイタリアについて調べたんですけど、私は食べ物についてまとめました。当日、お客様の相手をする時に言葉づかいを気をつけて話したので、言葉使いが少し丁寧になったのと、目上の方と話すのが苦じゃなくなった気がします。

-学校生活ではあまり関わらない方と会話するのはやはり成長に繋がるんですね。

あと、合唱コンクールはやっぱり皆の前だと恥ずかしいな、と思った記憶があります。1人で立つよりはましなんですけど…。

-大勢でもやっぱり恥ずかしかったんですね。
-中学に入ってからPBLを多くこなしていると思いますけど、成長を実感する場面はありましたか?

PBLでたくさん発表する機会があるので、クラスの中で発表するのは苦にならなくなりました。あと、はじめのうちは「スライドを作って」と言われても「え?どう作ったらいいの?」という感じだったんですけど、これも繰り返しているうちに中1の2学期くらいからは楽に作れるようになりました。

-そうなんですね。大人数の前でもいずれ発表する機会があるでしょうね。どうですか?

やっぱり緊張すると思いますし、ずっと原稿を見てしまいそうです…。

-大勢の前での発表は緊張しますよね。和洋にはプレゼンテーションの技術を高められるマニュアルもありますから、それを参考にして徐々に慣れていくといいと思いますよ。次のステップは大勢の人の前で堂々と発表できるようになる、という段階ですね。
-では、中2の時はどうでしたか?

企業に訪問したこととか、体育祭とか。行事が思い出です。企業訪問ではセブン&アイホールディングスを訪問させていただきました。会社に入った途端とてもたくさんの方がいて、自分たちには場違いな感じがしてずっと緊張しっぱなしでした。オフィス街でしたし、自分たちだけで訪問したので、実は行く途中でも迷子になってすごく焦ってしまいました。

-中2の時に自力で会社を訪問するのはかなり緊張したでしょうが、そういう経験も大事ですね。
-企業の方からお話をうかがう中で、学びはありましたか?

週に2回は必ず店舗に新商品を入れることになっているというお話を聞いて、すごい回転だなと思いました。普段お店に行くだけでは気づけないことを知ることができました。

-なるほど。そこまで回転が早いとは私も知りませんでした。
-他の行事はどうですか?

やはり体育祭が印象に残っています。学年種目で2人3脚があったんですけど、私たちのペアは結構速かったので2回走ることになりました。ただ、1回目の時に転んでしまって…。でも何かハイになってしまって、2回目もずっと笑いながら走っていました。中学の卒業式で3年間の思い出をスライドショーで見たんですけど、ちょうど転んだ時の写真が使われていて…。とてもよい思い出です。

-青春を感じさせる光景ですね。

あと、私はあまりダンスが得意ではないんです。感覚がうまくつかめなくて…。ただ、高3の先輩たちが踊った扇の舞はとても心に残っています。会場が静まりかえった中での踊りですし、息もぴったり合っていて、全員で作る波もすごくきれいでした。私たちは制服も違うし、自分たちが踊る時はどんなふうになるのかな、と考えています。

-よい伝統を引き継ぎながら、新しいものが生まれていくといいですね。
-中3はコロナの影響を大きく受けましたけど、いかがでしたか?

新しいクラスになって一度も集まっていない中でオンライン授業が始まって、しゃべったことがない人と同じ授業を受けたので、はじめは緊張しました。でも4月にすぐ授業が受けられるようになったのはよかったと思います。
ただ、両方の授業を受けてみて、私は対面の方が合っているなと思います。ずっと画面を見ていると目が悪くなってしまうし、話し合いも対面の方が発言しやすいですし…。今のまま授業ができるといいです。

-そうですね。学校生活が徐々に戻ってきていますから、これが維持されていくといいですね。
-他はどうですか?

すごく楽しみにしていたシンガポールの修学旅行が中止になってしまったのが本当に残念でした。私は初めての海外で、パスポートも準備していたんですけど…。ただ、代わりにやった海外の大学生との対話はアニメとかアイドルとかの話ですごく盛り上がって、先生から「盛り上がりすぎてうるさい!」と注意されてしまうほどでした(笑)。

-そうでしたか。海外でも日本のサブカルチャーは人気ですからね。
-起業家プログラムはどうでしたか?

自分たちで売るためのパーカーのデザインを考えたりポスターを作ったりしたんですけど、きちんと売れるようにするために実際に銀行の方に計画書を見てもらうのはすごく緊張しました。細かくチェックされて、何度もお金の計算をし直してようやくOKがもらえるところまでいけました。

-普段はあまり採算のことを考えて計画することはないですからね。緊張感もふくめて、よい経験になりましたね。
-高校に入って半年が過ぎましたが、いかがですか?

今年放送部に入ったんですけど、そこでも副部長です(笑)。

-そうなんですか。放送部ではどんなことをしているんですか?

生徒の皆さんからのリクエストで流してほしい曲をお昼休みに流すのが中心です。融通も利きますし、ガチガチの部活でないので、居心地がいいです。

-自分の居場所があるのはよいことですよね。
-クラスはどんな感じですか?

私はサイエンスコースに入ったんですけど、高校で更にクラスが楽しくなりました。人数も絞られてクラスの絆が深まった感じです。勉強も本格化して、理数探究基礎の授業では理論とか法則とか現象とか過程とか…色々なことを具体的な事例を通して学んでいます。これがどういうふうに先に繋がっていくのか、いまいちピンとこないこともあるんですけど、今後どうなっていくのか楽しみにしています。

-将来的にどういうふうになりたいというものはあるんですか?

私は母の影響で看護師になることを目指しています。近くで母の姿を見ていて大変そうだけどやりがいがありそうだな、と思いました。あと、私は小学校の時に入院したことがあって、その時看護師さんにとてもお世話になりました。生き生きと働いている姿を見て、楽しそうだな、自分もやってみたいなと憧れをいただいたのもこの職を目指すようになった理由の一つです。学校で行われた看護医療ガイダンスにも参加して、目標に向かって頑張っています。

-苦労もあると思いますが、目標に向けてこれからも頑張ってくださいね。
-ここまで色々とお話を聞いてきましたが、何か感じるものはありますか?

相変わらず目立つのは好きじゃないな、と(笑)。あと、自分は誰かを支えるのが好きなんだなということも感じています。自分が今目指している看護師も誰かを「支える」部分が大きいので、合っているのかなと思います。

-確かにそうかもしれませんね。自分の強みと将来が結びつくと良いですね。
-では和洋生の後輩に向けてメッセージをお願いします。

勉強もしっかり頑張ってほしいんですけど、毎日の授業に出席することもとても大切だと思います。私は和洋に入ってからずっと休まず出席しているんですけど、6年間通わせてもらうのだから、毎日の生活を大切にしてほしいです。あと、出席のことでなくても良いので、何か一つ他の人と違うことをできるようになることを目標にしてほしいです。

-中高6年間で皆勤だと校長特別賞がもらえますね。健康に気をつけて頑張ってください。
-では、最後に後輩になるかもしれない受験生にメッセージをお願いします。

得意科目を伸ばすのと苦手科目の最低限をしっかり行うのと両方が大事だと思うんですけど、どうしても得意なことをたくさんしがちだと思うので、できないことに目をつぶらないでほしいです。私も苦手科目に取り組むのが今考えると適当だったな、と思います。しっかり取り組めば少しはできるようになるので頑張ってください。後は時間を区切って、計画的に進めた方が実が入ります。小学時代の自分はあまり計画性がなかったと思うので、その時の反省を踏まえたアドバイスです。

-現実を見て、計画的に。とても大切な考え方ですね。すてきなお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!

【X先生からのMさんについてのコメント】

Mさんは落ち着きがあり、何でも任せられる安定感があります。自分の考えを書く際も様々な側面から疑問点を探し,こちらがハッとさせられるような意見も書いてきます。
委員会活動をはじめ、面倒なことでも進んで引き受けやり遂げるため、クラスのみんなにも信頼されていて友人も多いです。

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